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建設的動機?それとも、強制的動機?#0187【苫米地式コーチング・権堂竹虎】

執筆者の写真: 竹虎 権堂竹虎 権堂

みなさん、セルフトークをコントロールしていますか?


はい、今日はそのテーマでお話しします。テーマは「建設的動機か、強制的動機か」です。


私たちは普段、自分がやっていることが「建設的な動機」から来ているのか、「強制的な動機」から来ているのかを意識することが大事です。セルフトークを観察して、「本当に心の底からやりたいことなのか?」「100%自分の“want to”で動いているのか?」と自分に問いかける。これもセルフトークの一環ですね。

セルフイメージも大切です。「やりたいことをやりたいだけやっている」「それが自分勝手ではなく、世の中に対して役割や機能を果たすことで、自分が誇らしい気持ちになる」。そんなやりたいことを自分で見つけて行動する。それがセルフトークやセルフイメージをコントロールする出発点だと思います。


ということで、本日もよろしくお願いします。早速テーマに移りますね。

建設的動機と強制的動機

みなさん、どうでしょうか?


普段の行動は「建設的動機」で動いていますか? それとも「強制的動機」で動いていますか?


先ほどお話ししたように、セルフイメージを通じて自分に問いかけてみてください。自分のイメージがどうなのか、ちょっと観察してみると良いですね。

結論から言うと、もし強制的動機で動いているなら、一旦それを手放して、「心の底からやりたいことは何なのか」をもう一度考えてみてほしいんです。


もちろん、現状の外側にゴールを設定して、それに向かってやりたいことをやっている場合もあるでしょう。それが建設的動機なら、たとえ今までやったことのないことや、やり方がわからないこと、障害が出てくることがあっても、「ゴールに向かって進みたいからクリアしたい」という気持ちになります。それが建設的動機の特徴です。

一方、強制的動機はどうでしょう?


「やりたくない理由」がたくさん浮かんできますよね。もしそんな状況があるなら、それは強制的動機の可能性が高いです。


だからこそ、建設的動機——つまり「心の底からやりたいことは何か」を自分の脳と心に問いかけて、セルフイメージを再構築してほしいんです。未来のあなたは「建設的動機でしか動かない」という強いセルフイメージを持つことが大事です。

なぜなら、強制的動機で動くよりも、建設的動機で動いたほうがパフォーマンスが高いから。


今の世の中を見渡すと、強制的動機で動いている人が多いように感じます。それは仕方ない部分もあるけれど、「仕方ない」で終わらせず、自分で意識的に変えていくことが必要だと思います。

強制的動機の落とし穴

強制的にやると「プッシュバック」という反発が生まれます。押せば押し返される。これはマインドの世界でも同じです。


「やらなければならない」と思うと、緊張して我慢しながら少しだけ前に進めるかもしれません。でも、心の底からやりたいことでなければ、すぐ元に戻ろうとしてしまいます。だから強制的動機は良くないんです。

まず「強制するものは何もない」と知ることが大事です。それを素直に受け入れて、「自分がやりたいことは何か」を心に問いかけ、ゴールを設定してください。


誰かに強制されたり、押し付けられたことは、良い結果につながりません。でも、「心の底からやりたい」と自分で決めて行動すれば、どんな状況でも自分にとって良い方向に進みます。


例えば、失敗したとしても、「誰かに言われてやった」と人のせいにするのではなく、「自分がやりたくてやったことだから」と前向きに捉えられる。そこに成長のチャンスがあるんです。

建設的動機の力

強制的動機だと、見落としが多くなり、失敗しても学びが少ない。でも、それが建設的動機だったら、同じ失敗も成功への道筋になるかもしれません。やりたいことなら、どんな手段を使ってでも目標に向かおうとするからです。


逆に、「やりたくないけどやらされた」場合は、正しいやり方を目の前に提示されても、心の底ではやりたくないからプッシュバックが起きて、結局元に戻ってしまうんです。

問題を作る側に行くのか、問題をもらう側に行くのか。


「脅されないとできない」「問題を与えられないと動けない」なんてことはありません。私たち人間は、脳と心をクリエイティブに使えば、前向きにやりたいことをやって、強制される以上の結果を出せるはずなんです。

私のライブ配信もまさにそうです。


「毎日やりなさい」と強制されてるわけじゃない。でも、「やりたい」「やらないと気持ち悪い」「話したいことが次々生まれる」という気持ちがあって続けています。


皆さんに私のマインドをお伝えすることで、脳と心を上手に使おうとする人の道しるべになれば楽しいなと思って、毎日ライブ配信しているんです。これは建設的動機から来ています。だから止められないんです。


でも、もし強制的に「やれ」と言われたら、苦痛でしかないでしょう。ワクワクせず、「どうしよう、どうしよう」と焦るだけですから。

ワクワクする緊張と嫌な緊張

昔のライブ配信で「脳は緊張が嫌い」という話をしました。


脳は確かに緊張を嫌います。でも、「うまくいくかな?」「これでいいのかな?」「行ったら楽しいな」とワクワクしながら感じる緊張はOKです。それに対して、「右に逸れても鞭で打たれる、左に逸れても打たれる」という恐怖や強制から来る緊張はダメ。脳がリラックスできず、パフォーマンスが落ちます。

セルフトークやセルフイメージのマネジメントが大事なんです。


私がこうやってライブ配信を続けられるのも、心の底から「やりたい」「見たい」という気持ちがあるから。


別に皆さんに「毎日ライブ配信しろ」と言ってるわけじゃないですよ。それだと強制的動機になってしまいます。


皆さんの生活の中で、「社会貢献のため」「家族のため」など、心の底からやりたいことを見つけてやれば、それが建設的動機になってハイパフォーマンスが出ます。

最後に

とにかくやりたいことをやりましょう。


結果は後からついてきます。もし結果を焦ったり、利己的な動機が混じっていたり、「誰かに強制されたストレスから逃れたいだけ」なら、それは本当にやりたいことじゃないかもしれません。


心の底からやりたいことをやり続ければ、自然と「何をやっても成功する」「楽しそう」という狭く高いコンフォートゾーンに入れます。


環境を変えるのか、自分から変えるのか。両方大事だと思います。それができれば、いつもワクワクドキドキ、楽しい毎日を送れるはずです。少なくとも私はできています。

ということで、本日のライブ配信は以上です。


ご視聴ありがとうございました。また次回お会いしましょう!

 
 
 

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