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問題を作るのか?問題を貰うのか?

執筆者の写真: 竹虎 権堂竹虎 権堂


本日もライブ配信にお越しいただき、誠にありがとうございます。ということで、本日もライブ配信をスタートしたいと思います。よろしくお願いいたします。

そうですね、私の仕事柄、この時期は卒業式にたくさん出席する日々を送っています。今年はすでに2回目の卒業式に参加しました。あと2回参加する予定で、ちょっと変わった生活をしていますね。

はい、では本日もこのセリフからスタートしたいと思います。「セルフトークをコントロールしていますか?」

セルフトークやセルフイメージのコントロールについて、毎日関連するお話をしています。今日は特に、問題をどう捉えているか、どう感じているか、どんなイメージで問題を問題として認識しているかについてお話しします。

「問題」という言葉がたくさん出てきましたが、捉え方によって解釈は全く異なります。それによって、人生を前向きに生きることもできれば、後ろ向きに生きることもできます。

私のこのチャンネルでは、毎日放送していますが、その目的は「過去は一切関係なく、やりたいことをやりたいだけやる」ということです。過去の評価や周りの人の評価も関係ありません。ただ、自分がこの世の中で役割や機能を果たす存在になりたい、そしてそれが自分だけでなく、繋がりのある人たちにも喜びを与えるものであってほしい。そう思って毎日放送しています。

今日は「問題の捉え方」についてお話ししたいと思います。本日もよろしくお願いいたします。

さて、本日のテーマは「問題を作るか、もらうか」です。よろしくお願いします。

皆さん、どうですか? 問題を作る側の人間ですか? それとも問題をもらう側の人間ですか?

ここで言う「問題」とは、先生が作るような問題のことではありません。自分の人生全体に基づいて、問題を作る側か、もらう側か、ちょっと考えてみてください。あなたのセルフイメージはどうですか? 問題をもらう側ですか? 作る側ですか?

皆さんのセルフイメージの中で、セルフトークが今出てきたと思います。その沈黙の間に感じたことを考えてみてください。

問題を作る側の人というのは「能動的」です。自分の未来に対してゴールを設定している人です。ゴールを設定すると、やりたいことはあるけれど、そこに至る道筋が見えないとか、今の自分のリソース(時間など)では簡単に達成できないことが出てきます。でも、少しタイミングがずれれば前に進める。そんな時に出てくる課題は、問題をもらっているのか、作っているのかというと、自分から能動的に問題を作っているわけです。

一方、問題をもらう側の人もいます。どんな人でしょうか?

問題を作る側が能動的だとすれば、もらう側は「受動的」です。どういう人かというと、未来に向かってやりたいことがなく、ゴールを設定していない人かもしれません。そういう人は、問題をもらうのを待っています。でも、問題ってない方がいいですよね。現状維持ができればそれでいい。でも、このチャンネルを見てくださっている皆さんは、過去を一切関係なく未来に向かって進みたい方々ですよね。

つまり、問題をもらう側ではなく、問題を作る側の人間なんです。

では、世の中には問題を作る側が多いのか、もらう側が多いのか、どちらが多いでしょうか?

もちろん、犯罪を犯して問題を作るというのは別です。自分がやりたいことや未来で進みたいことに対しての問題があるわけです。問題をもらう人は受動的で、ゴールを設定しない人は問題をもらうことしかできません。

問題を解決することって、やりたいことですか? やりたくないことですか? やりたくないことですよね。自分がやりたいことに対しての問題ではなく、想像もしていないような問題が来るのを待っている。現状維持が大好きで、何もしなければ問題が来る。それが問題をもらう側です。

問題をもらう側の思考になっていたら、何も変わりません。むしろ悪い方向に進むだけです。でも、自分で問題提起をする。それは自分がゴールを設定して、「そっちに進みたい、やりたい」という前向きな不満から問題を作り、それをクリアするために「あんな方法もある、こんな方法もある」と考えていく。それが自分で問題を作ることです。

一方、問題をもらう人は何もしない人なんです。

ここで気をつけてほしいことがあります。皆さんはどちらかというと、問題をもらう側に習慣づけられているんです。特に、学校を卒業された方、社会に出た時にぜひ意識してほしいことがあります。

学校生活では、問題をもらう側でした。でも、社会に出たら、自分が役割や機能を果たすために、問題をどんどん作ってほしいんです。問題を作らないと、脳と心は動きません。もらうばかりでは動かないんです。

学校で問題をもらって解くのが得意だった人は、これから注意が必要です。問題解決が得意でも、それは受動的な問題解決です。マイナスからゼロに戻すだけの解決しかできない。

でも、自分で問題を作る人は、ゼロからプラスに進むために問題を作ります。その問題をクリアできなくてもマイナスにはなりません。一方、もらう人はマイナスからゼロに戻すだけ。現状維持を続けていれば、マイナスがさらにマイナスになるだけです。そういう思考をしていると、明るい未来はどちらにあると思いますか? 間違いなく、自分から問題を作る側ですよね。

学校生活では、問題をもらってクリアすることを習慣づけられてきました。それは素晴らしいことかもしれませんが、これからは脳と心を使って、自分の人生を実践していくんです。その時には、問題をもらうだけでは弱いです。自分で問題を作り、それをクリアしていく。そして、心からやりたいことに対して問題を作ることが大切です。

誰かに評価されたい、よく思われたいから問題を解決すると思ってしまうと、周りの人を脅かしてでも解決しようとしてしまいます。

問題解決とは、皆さんがハッピーになるような解決です。自分で問題を作っている人は、ハッピーになる方向に進もうとします。でも、もらう人はマイナスからスタートしているから、「何とかしないと」と強制的にやらされて、心のない問題解決になってしまうんです。

人から問題を定義されて、それを解決して「どうだ、すごいだろう」というのは、過去の延長線上の解決方法かもしれません。そういう人に限って「正解」を求めます。でも、人生に正解なんてありません。倫理的な善悪はあるけれど、誰かが答えを用意しているわけではないんです。

私が思うに、問題を作る側は「自分がやりたいこと」を100%やりつつ、それが社会の人たちに喜びを与える役割を果たそうと決めた人です。

問題をもらう側は、人のために頑張ろうとも思わず、「問題が来たから仕方なく解決する」という人や、問題を抱えていることすら気づかずに可怜なループに陥っている人たちです。でも、「この問題を俺が解決するぜ」と思った瞬間、それは自分で問題を作っていることになります。

問題を解決している二人を比べたら、どちらに魅力を感じますか? 感性は人それぞれですから、絶対的な正解はありません。皆さん一人ひとりが脳と心を使って感じてほしいと思います。

ということで、問題をもらう側ではなく、問題を作ってクリアしていく。それによって社会に役割を果たし、心から「いいことをしたな」と思える日々を送ってみてはいかがでしょうか。

最後に伝えたいことがあります。「心の底からやりたいことをしよう」。誰かに強制されたり、脅されたりしてやるのはやめましょう。

誰かが偉くて誰かが偉くないということはありません。唯一絶対の答えもない。自分が正しいと思うなら、「なぜ正しいのか」「なぜやりたいのか」を説明できればいい。でも、それが面倒くさくて他人の意見に流されてしまうと、「あの時やっておけば」と後悔する人生になります。

後悔しない人生のために、今この瞬間、心の底からやりたいことをしましょう。誰かに押し付けられたことをやっていても、幸せにはなれないと思います。

はい、以上で本日のライブ配信を終了します。今日は「心の使い方」というより、「やりたいことをやって後悔のない人生を」というテーマになりました。

明日もライブ配信をしますので、本日もたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。



 
 
 

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